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2009/11/26.Thu

若き友人たちへ 筑紫哲也ラスト・メッセージ

感想を書いていなかったなと思って。

若き友人たちへ―筑紫哲也ラスト・メッセージ (集英社新書 515B)若き友人たちへ―筑紫哲也ラスト・メッセージ (集英社新書 515B)
(2009/10/16)
筑紫 哲也

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ジャーナリストであった筑紫哲也さんの最後の本であるこの本。

三行感想。

情報というものについて考える。
そして、疑い、自分の頭で、しっかり考える。
それが、極めて大切なことであると痛感させられた。




P195~の「知の三角形」という考え方
が、個人的には、すごく印象的である。

知の三角形とは、I,K,Wが形作る三角形であり、筑紫さんが名付けた。

P196抜粋
現代社会において、我々が摂取しているもののなかには、情報informationがとても多い。これを「I」とします。で、次が、知識knowledge「K」です。そして、本当の意味での知恵、つまり、人間の賢さというか、判断する力。これをwisdomと言いますから「W」とします。I,K,Wが形作る三角形。これが、仮に名付けた「知の三角形」です。
情報に溺れそうだという人たちは、この「I」の摂取量ばかりがやたらと多くて、それを判断するための知識「K」の面積が少ない。さらに最終判断のための「W」がの面積は圧倒的に狭い。



自分自身が、本当にこれに当たると思う。
インターネットを通じて、ブログを読んだり、様々な情報を得ている。
基本的には、どれが本当の情報かは、わからない。
そして、それを判断する知識は、本当に少ない。
なにも知らずに、情報という大海に出て、迷っている感じ。

だから、流されやすいという思う。

逆説的に考えると、この情報化社会というか情報社会において、しっかりとした知識を持って、情報を自分のものにできるほどの人物は、多くはないのではないかと思う。

だから、それを目指す必要は、大いにあると思う。



P160~の情報源秘匿という原則
本によると、日本では、裁判などで、情報源の秘匿を理由に、情報源を明かさなくてもいいということになっているらしい。憲法的には、憲法21条らしい。
アメリカなどの先進国では、裁判で、情報源を明かさないと、法廷侮辱罪などで、監獄に入れられるとのこと。

日本は、裁判などでのも、根拠が明かされない。情報源秘匿によって。
噂のような情報が、より出回りやすいようになっているとのこと。

これは、個人的に、すごくおかしいことだと思う。
情報源を明かさないということは、根拠を示さなくても良いということになると思う。

これについて、調べる必要が極めて高いと思う。

だから、個人的には、週刊誌のことは、あまり信用しない。
公に出版するなら、きっちりとしたハードプルーフが必要だと本当に思う。
それを示せないなら、ただの噂に過ぎないと思う。

大学生の卒論でも、引用、参考文献、データや分析の出所を示し、根拠を説明しないと、通用しない。
(大学1年生で習った。)

それなのに、なんか不思議だーーー




ともあれ、自分の頭で、しっかり考える。
流されずに。このことが極めて重要である。
心から、そう思わされた本である。

題名が、「若き友人たちへ」であり、若者にすごくわかりやすく書かれた本なのかなってことも感じた。



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