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2008/10/13.Mon

蟹工船・党生活者

小林さん、あなたが小説を書いて、75年以上の歳月が流れました。
しかし、1986年9月23日京都府生まれの一人の大学生は心をうたれました。




この三人の作家は、

北村透谷 25歳4ヶ月   自殺
石川啄木 26歳6ヶ月   病死
小林多喜二 29歳4ヶ月  虐殺

で亡くなっている。
下の名前のイニシャルをとって、
通称3Tと言われている。

北村は1880年代の自由民権思想とその運動
石川は1900年代の社会主義思想とその運動
小林は1920年代の共産主義思想とその運動

3人に共通していることは、20代で命を失っている。
それに、その時代のもっとも先進的な思想を題材に小説を描がいたことである。

もし、北村と石川と小林が3人で飲み会を開いたとしら、何を語るのだろう。
この3人のマニアにとっては、永遠のテーマになるに違いない。




3Tの一人小林多喜二の作品の「蟹工船」と「党生活者」

蟹工船・党生活者 (新潮文庫)蟹工船・党生活者 (新潮文庫)
(1954/06)
小林 多喜二

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なんという2本立ての小説なんだ!
これは、やばい!

今、政治学科の学生に人気なのかな?個人的には今人気の蟹工船よりも、党生活者の方が、いきいきと当時の様子が描かれているように思います。

蟹工船で資本主義ってなにって感じたあとに、党生活者を読むと、すごいやる気に満ち溢れる。
当時の人たちのことがほんとに今じゃ信じられない。。。
(「党生活者」の党とは共産党の党のこと)


自分が内容を1行でまとめると
蟹工船・・・
蟹工船は船じゃないため、航海法は適用されない。

党生活者・・・
すべては、労働者のために。


この本を読んで、共産党がどうとか感じるのではない。
学生の間に、頭が少しでもやわらかい間に、この本を読んで、資本主義ということを考える必要がある。


現在の資本主義は、資本主義思想と共産主義思想というものを対比して資本主義と言われることが非常に少なくなった。

だからといって、資本主義が万能なルールというわけではない。

資本主義にとって、有名な「神のみえざる手」という言葉がある。ふと聞くと、資本主義ってすごいね、自由経済ってすごいねと感じる。

けど、この言葉が、
国富論〈1〉 (岩波文庫)国富論〈1〉 (岩波文庫)
(2000/05)
アダム スミス

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の中でどういう文脈で使われたかを知る必要があるのではないかと思う。

そこで、こんな本を買ってみた。
経済学とは何か経済学とは何か
(2008/07)
根井 雅弘

商品詳細を見る

京都大学院経済学研究科の教授。


こんなふうに、本を読む楽しさをすこしずつわかってきたように思います。
本を買うスパイラルに陥っています。

次は、防雪林・不在地主 (1957年) (角川文庫)

を買います。ちなみに、アマゾンで9400円も値段が付いている。
さすが、小林多喜二!

梅田の古本屋街にでも行かないと・・・笑
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